情報のスピード、インプットとアウトプット、自分に残るものは
Google Reader を活用し始めてからというもの、時間が足りなくて困っている。RSSリーダを使い始めたばかりで、アルファブロガーのブログやニュースサイトのRSSなんかを、「これはたぶん読んどかないといけない」なんて思ってガンガン subscribe していく。しばらくすると、誰もがこんな状況になっているんじゃないだろうか。
とりあえずRSSリーダを比較してみて、より効率よく流し読みできるものを探してみる。自分の場合は結局 Google Reader が一番いいとわかった。RSSリーダを流し読みしつつ、「これはブログのネタにせねば」、「これは後で読んでおかねば」、「これは役に立ちそうなリファレンスだ」、とガンガンソーシャルブックマークにぶっ込む。そしてブログを書く。そうこうしているうちにRSSリーダに新着フィードが山のように・・・
これじゃあ時間がいくらあっても足りないよ〜、となる。これだけをやってればいい人ならまだしも、コーディングもしたいし、本も読みたい。ベースも弾きたいし、DVDも見たい。いったいどうすればよいのかと。もうRSSリーダなんか無視しちゃおうかと。
ところがRSSリーダは捨てられない。しばらくRSSリーダを使っていればわかるが、いくらGoogleの検索エンジンが優れていても最新のホット(?)な情報はなかなか検索結果に現れてきにくい。RSSリーダはIT業界、ことWeb開発で生き抜くための必要な情報を収集するには絶好のツールとなっている。
問題は時間のやりくりだ。RSSリーダを使ったインプットと、ソーシャルブックマークとブログを使ったアウトプットに時間をかけすぎている。先のエントリのようにして尊敬するハッカーたちの動きを見ているとインプットもアウトプットも到底追いつけないと思うほどの量をこなしている。かつ、ソフトウェアという形でのアウトプットがすばらしい。もちろん仕事の時間を使ってということもあるだろうが、今の自分ではとても不可能だと思えてしまう。自分が30になったころにはどうなっているのか、心配に思えてくる。もう25だがすでに遅れは大きい。なにも同等のレベルになる必要はないのだが、やはり上を見ていると駆り立てられるものがある。学生時代に遊び呆けていた時点で同じ土俵に立てていないのだろうが。
最近は色々と眺めていて、やっぱり本を読まないといけないと思った。RSSで流れ込んでくる情報を理解して実践に役立てるにも、基礎となる知識や技術は必要だ。プログラミング言語をいくつか使えるようになっただけでは全然納得がいくレベルに達しない。ここしばらく本は買っていなかったが、Amazon でよさげな本を注文したりしてみた。本を読むスピードも問題だ。ただ速く読めばいいだけではなく、速く脳に記憶、計算させなければならない。実践・検証・コーディングもしなければ身に付かない。買っただけで読めてない技術書もたくさんあるし・・・
「はやくしなければならない」ばかりで、自分のペースを完全に失っている。挫折してしまいそうになる。こういうときはどうすればいいのだろうか。とりあえず「はやくしなければ」と思わせるような余計な情報をうまくフィルタリングするか。「なにも同等のレベルになる必要はない」ということを肝に銘じて焦らないことか。究極のところ、生活のスタイル・リズムが悪い。まずはそこから治していかねば。
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